Akinoriさんは設計グループに所属し、日々機械の設計を行っています。もともと機械設計の専門知識はありませんでしたが、入社してから技術を磨き、今では後輩にも教える立場です。
INTERVIEW #02
知識と経験は仕事で培われるもの
考え方のプロセスは自分で育むもの
- 2015年入社
- 設計グループ (機械設計)
INTERVIEW #02
知識と経験は仕事で培われるもの
考え方のプロセスは自分で育むもの
Akinoriさんは設計グループに所属し、日々機械の設計を行っています。もともと機械設計の専門知識はありませんでしたが、入社してから技術を磨き、今では後輩にも教える立場です。
Q.この仕事を始めた時、どう感じましたか?
複雑な立体をイメージできるのか
機械設計は、大学で少し触れたことがあるだけでした。でも実際に働き始めて、こんなに複雑な仕事だとは思っていませんでした。
設計は空間認識能力が必要で、頭の中で立体物をイメージしながら設計するものです。三面図って、物を上から、正面から、側面から見る図なんですが、頭の中でそれを立体的にイメージする必要があって。三面図は得意だったのですが、複雑な機械となると頭の中でイメージするのは難しかったです。でも、経験を積むうちに少しずつ慣れてきましたね。
設計は慣れもありますが、立体物を頭の中でイメージできることが大切。これができるようになるまでに時間がかかる人もいますが、会社ではしっかりとサポートしてくれます。
Q.後輩の指導についてはどうしていますか?
「考え方のプロセス」が大切
後輩が入ってくると、CADの使い方を教えるところから始まります。でも、それ以上に大事なのは『考え方のプロセス』を伝えることですね。
大学時代に培った基礎知識があるに越したことはないですが、それ以上に大切なのは、プロセスを通じて問題を解決する力です。
後輩には、問題解決のためのプロセスを大切にするよう教えています。
これは在学中からでもそういう風な訓練をやっておくと良いと思っていて、意識しておけば色々役にたつと思いますよ。
自分もまだまだ学ぶことが多いですが、後輩に教えることで自分自身の成長にも繋がっていると感じます。
Q.成長するにあたり、必要なことは何でしょうか
絶え間ない学びと、知識の更新
考え方のプロセスが大事と言いましたが、今は知識の方ももっとつけなきゃいけないと感じています。
設計の仕事にはゴールがないんです。
一つの機械が完成したとしても、もう新しい課題が待っています。機械に色々な部品が使われたりするんですけど、その部品がどういう役割でとか、どんどん進化していくので、それを知っておかなければならない。例えば、使っていた部品が廃止された場合は、新しい部品を探して、その特性を理解しながら設計に反映していく必要がある。簡単ではないですが、新しい知識を得ることができるので、成長のチャンスでもあります。
今は、先輩の知識をできるだけ吸収したくて、質問が湧いたらチャンスだと思ってすぐ聞きにいっています。そしていつかは自分も頼られる立場になりたいと思っていますね。
でも、今の自分はまだ話しかけやすい先輩、といったところでしょうか。
Q.仕事していてよかった、と思えることは何でしょうか?
お客様の声を聞けることがモチベーションに
設計者が現場に行くことで、自分が描いた設計図が実際にどう使われているのか確認できます。これが非常に勉強になりますし、やりがいを感じますね。お客様の現場で自分の設計がうまく稼働しているのを見ると、達成感があります。
お客様から『使いやすくなった』『これで作業がスムーズになった』といったフィードバックをいただけると、本当にやって良かったと思います。営業経由でフィードバックが来ることもありますが、やっぱり現場で直接聞けるのが一番嬉しいですね。
しばらく使ってみて、改善点を教えてもらえると、その後の設計にも活かすことができます。なので、自らお客様のところへ行きたいと申告するんです。上司からは「こういうところ見てきたらいいよ」とアドバイスを頂くことはあっても、止められることはないですね。とても柔軟な社風だと思います。
Q.会社の仲間とはどのような関係ですか?
フラットな職場環境とチームワークの重要性
うちの会社は、社長とも軽く雑談できるような雰囲気があります。仕事のことはもちろん真剣にやりますが、それ以外の時にはリラックスして話せるのが良いところです。
設計は一人で黙々と作業をすることが多いですが、休憩時間や仕事後には同僚たちと雑談を交わして、リフレッシュしています。
設計者は図面を描くのが主な仕事ですが、その図面を元に製品を作るのは製造部門ですし、それをお客様の元に届けるのは営業や据え付けのチームです。まさにチームで成し遂げる仕事です。
なので、他の部署とも良い関係を築いておくと、いざ仕事での相談や調整が必要な時にスムーズに進められますね。
学生の間にいろんなことに挑戦してほしい
設計の知識がなくても、しっかり学べる環境があります。私も最初は何も分からなかったですが、先輩たちが丁寧に教えてくれますし、入社後に学ぶことができます。大事なのは、新しいことに挑戦する姿勢です。
学生時代には、勉強だけでなく色んなことに挑戦しておくといいと思います。その経験が、将来の仕事に役立ちますし、コミュニケーションの場でも話題になります。
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