1年目新人営業×ベテラン先輩営業のメインビジュアル

CROSS TALK #01

1年目新人営業×ベテラン先輩営業

お客様との信頼が成果に繋がる。
営業現場で築くリアルな関係性

今回は、同じ営業職に従事しながらも異なる分野で活躍している2人の営業マン、先輩のHiroshi.Iさんと後輩のRiku.Mさんの対談をお届けします。
Riku.Mさんは鋳造分野、Hiroshi.Iさんは環境リサイクル分野でそれぞれ営業活動を行っており、取り扱う製品や業界が異なる中で、彼らがどのように日々の仕事に取り組んでいるのか、そして営業職としてどんな成長ややりがいを感じているのかについて、ざっくばらんに語り合ってもらいました。

MEMBER

  • Hiroshi.Iさんの写真
    • 2008年入社
    • 西部営業部 課長

    Hiroshi.I

  • Riku.Mさんの写真
    • 2023年入社
    • 中部営業部

    Riku.M

異なるフィールド、同じ営業でも違う世界

本日は異なるフィールドで営業をしている先輩後輩に集まっていただき、営業のリアルをお聞きしたいと思います。
まずは、お互いの印象とお二人の部署のことなどをお教えください。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

私たちは同じ営業なんですけど、鋳造と環境リサイクルでは扱うものが全然違うんです。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

そうなんです。営業所も中部と西部で分かれているので、あまり顔を合わせることは少ないですね。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

Rikuはフレッシュ感があって、見た目も清潔感があるし、これからどんどん成長していけると思っています。頑張ってるっていう評判も聞きますし、彼の前職がタフな仕事だったから、絶対にやれると期待していますね。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

Hiroshiは、話し方がハキハキしていて、「営業っぽい営業」って感じがします。シュッとしててオシャレで、なんて言うんでしょう…できる人!って印象です。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

部署の違いとしては、まず扱ってるものが全く違いますね。鋳造はものづくりの業界、動脈産業と呼ばれていて、環境リサイクルはリサイクル業界、静脈産業って呼ばれてます。私の方はリサイクル機械の業界はまだ新しい分野で、会社としての歴史も浅いから、お客様に名前を覚えてもらうのも一苦労です。最初は「太洋マシナリーって何の会社?」ってところからスタートしますからね。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

そうですよね。僕の方は鋳造機械はうちの会社が長い歴史を持っているので、名が通ってるんですよね。だからお客さんも「太洋マシナリー?それなら話を聞こうか」って感じで。でも、それはそれでプレッシャーもありますよ。「太洋マシナリーの看板を背負ってるんだ」っていう責任を感じますから。それに名前が知られていることもあり、比較的話を聞いてもらいやすいけれど、それでも競合は多いです。そのスタートラインの違いが一番の違いだと思います。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

そうなんですよね。環境の方は25年ぐらいの歴史なんですけど、まだまだ知名度が低いので、どこですか?ってところから始まるんです。それが大変ですけど、やりがいも感じます。鋳造の方は知名度がある分、お客様との関係を維持するのが難しそうだね。こっちは知名度を上げていく作業が大変だけど、その分新しい市場を開拓する楽しさもあります。お互い違うチャレンジがあるってことだね。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

本当そうですね。でも、営業ってどの業界でも人間関係が大事だっていうのは同じです。

新人時代の苦労と学び、基礎はお客様の話を聞くこと

営業を始めたばかりの頃、どんな苦労がありましたか?それをどうやって乗り越えてきましたか?

Riku.Mさんの写真
Riku.M

僕は入社して間もない頃、本当に何もわからなくて、初めてのお客さん訪問の時はすごく緊張しましたね。お客さんの話を聞くことができなくて、一方的に商品説明をしてしまうことが多かったです。まさに空回りしてた感じでした。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

営業を始めたばかりの頃って、どうしても「自分が話さなきゃ」って思ってしまうんだ。でも実は、営業で一番大事なのは「お客さんの話を聞くこと」なんだよね。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

やっぱり、そうなんですね。僕も上司から「まずは相手の話を聞け」ってアドバイスもらって、それがすごく役立ちました。相手のニーズを聞くことに集中するようにしました。すると、お客さんが自然と色々なことを話してくれるんですよね。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

そうそう、お客さんって話したいことが結構あるんだよ。それを引き出すのが営業の役割でもある。お客さんのことを知るためには、しっかり聞いて、相手の立場に立って考えることが大事。だから僕も、新人にはまず「とにかく会話の中で情報を集めろ」って伝えています。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

確かに、営業って相手を理解するのが重要ですよね。今は、会話の中で相手のニーズを引き出せるように意識してます。でも最初は本当に何を話せばいいのか分からなくて。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

最初はみんなそうだよ。でも、何回も会って話すうちに少しずつ慣れてくる。まずは、どんな問題を抱えているのかを理解することが先なんだよね。商品を売る前に、まずはその問題をどう解決できるかを考えることが大事。僕も新人の頃は何度も失敗したけど、それが今の自分を作ってくれたと思う。

信頼関係を築く、誠実さとフォローがカギ

お客さんとの信頼関係を築くために心がけていることはありますか?

Riku.Mさんの写真
Riku.M

やっぱりどうやってお客さんの心を掴めばいいのか、最初は難しいです。どこから話し始めていいのか、どう接していいのかって悩みますね。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

私もまだまだなんですけど、誠実さと思いやりが基本かなと思うね。お客さんに対しても、大好きな片思いの相手に接するような感じで、相手の状況を考えながら行動することが大事ですね。最初は相手の気持ちを汲み取りながら少しずつ距離を縮めていく。飛び込み営業でも、時間帯やタイミングに気を配って訪問するとか、メールや連絡をこまめにするとか。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

なるほど。確かに、お客さんの立場に立って行動することは大事ですね。僕も最近それを意識するようになりました。お客さんのスケジュールや都合を考えて、こまめに連絡したり、訪問する時間を調整したりするのが、結果的に信頼に繋がるんですね。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

そうそう。たとえば「この時間は忙しそうだな」と思ったら、少し時間をずらして訪問したり、事前にアポを取るだけで印象は全然違う。あとは、相手の言葉に耳を傾けること。自分が話すよりも、相手に話してもらう方が重要なんだよ。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

それは確かにそうですね。つい「話さなきゃ」って焦っちゃいますけど、相手の話をしっかり聞いて、そこからニーズを探るのが基本ですよね。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

あと、私が心がけてるのは、何か問題があった時にすぐに対応すること。お客さんの信頼を得るためには、スピード感が大事だと思う。問題が起きた時に、「すぐに対応してくれる」って思ってもらえると、次も頼ってもらえるんだよね。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

それ、大事ですね。僕も納品後に不具合が出た時、すぐに対応したらお客さんから感謝されて、それが次の契約に繋がったことがあります。素早く動くことが信頼を築くんだなって実感しました。

焦らずじっくり、長期的な信頼の積み重ね

お客さんと長く付き合っていくためには、どんな工夫をされていますか?

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

新人の頃に飛び込んで知り合ったお客さんと10年以上付き合ってる例もありますよ。何回も訪問して話をしているうちに、「こんな案件あるんだけど、太洋マシナリーでできる?」ってなって大きなプロジェクトを任されたこともあります。

HRiku.Mさんの写真
HRiku.M

そうですね。僕も、まずは何度も足を運んでお客さんとコミュニケーションを取ることが大事だなと感じています。リピートしてもらえると、本当に「この仕事やってよかった」って思いますね。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

納入してからも関係を維持していくのが大事で、そこを怠るとお客様との関係が崩れてしまうんです。これも恋愛と同じ。お客さんから信頼されると、他の案件でも声をかけてくれるようになるしね。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

恋愛ですか。その言い方は初めて聞きましたが、すごく納得しました。納品が終わってからも「何かお困りごとはありませんか?」って聞くことで、次の案件をもらえることがあるんですよね。それに、普段から顔を出しておくことで、困った時に真っ先に相談してもらえるんです。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

営業って、ただ物を売るんじゃなくて、相手と一緒に問題を解決していくパートナーなんだよ。だから、相手に「何かあったらこの営業マンに相談しよう」と思ってもらうのが大事だと思います。お客さんから「次もお願いしたい」と言われた時が一番嬉しいですね。長くお付き合いしてきたお客さんから信頼されて、次の案件も任せてもらえるようになると、努力が報われたと感じますね。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

なるほど、やっぱりそうなんですね。僕もまだそこまで深い付き合いのお客さんは少ないですけど、そうやって長く信頼してもらえる営業マンになりたいです。

営業の仕事、責任とやりがい

お二人は営業という仕事に、どんなやりがいを感じていますか?

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

やっぱり、仕事を通じて社会に貢献してるって実感できるところかな。特に私が担当している環境リサイクルの分野だと「地球を守る」みたいな大きな目標があるじゃないですか。そういう大義のある仕事に携われるのは誇りに思ってます。私の仕事は、子供にも自慢できるんです。「パパは地球のためにリサイクルの機械を扱ってるんだよ」って。それに、災害対応でうちの機械が役立った時は本当に誇りに思いましたね。

HRiku.Mさんの写真
HRiku.M

それはすごくカッコいいですね。僕はまだ、そこまで大きな案件は経験してないですけど、やっぱりやりがいを感じる場面はあります。小さい機械でも売れた時は嬉しいですし、売れた時やお客さんが満足してくれた時は「やってよかった」って思います。もっと大きな案件を任されるようになったら、さらにやりがいを感じるんだろうなって思います。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

そうだね。特に私たちが提案する機械は高額なものが多くて、数億円規模の投資になることもあるんで、お客さんの事業に直結する部分が大きいから、失敗が許されないんだよね。適当な提案をしてしまうと、お客様の会社そのものに大きな影響を与えてしまうから、その責任はかなり重い。でも、その責任を感じつつも、それが結果的にやりがいに繋がっているんだと思う。

これからの目標、さらに深い信頼を築く

お二人がこれから目指す営業のビジョンや目標を教えてください。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

私は、今まで築いてきた信頼関係をさらに深めていくことが目標です。既存のお客さんとの関係を強化しつつ、新しいお客さんとも長期的な付き合いができるようにしていきたいですね。

HRiku.Mさんの写真
HRiku.M

僕もまだまだ学ぶことが多いですが、信頼される営業マンになるためには、誠実さを大切にしながら、お客さんにしっかり寄り添っていきたいと思っています。

Hiroshi.Iさんの写真
Hiroshi.I

Riku.Mはすでにいいスタートを切っているから、これからもっと大きな案件も任されるようになるよ。営業は経験を積めば積むほど、自分自身も成長していく仕事だから、焦らずにしっかりやっていけば、どんどん信頼も築けるし、成長できるよ。

Riku.Mさんの写真
Riku.M

ありがとうございます!これからもお客さんとの信頼関係を大切にして、少しずつ成長していきたいです。Hiroshiのアドバイスを大事にしながら、もっと成長できるように頑張ります!

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